絢辻さんに聞きたいがあった筋力くん
バレーボールでリフィティングしてる絢辻さんを発見して、声をかける
筋力:あのさ・・・どうして絢辻さんは、いつも寂しい事ばかり言うのかなって?
絢辻:寂しい事・・・?
筋力:友達はいないとか、ずっと一人とかだよ
絢辻:ああ・・・・
筋力:考えてみても、僕には分からなくて・・・
絢辻:わからないでしょうね
無口になる時間があり・・・
絢辻さんが顔をみせないように寄り添い、悩みを語ってくれます

絢辻:私にはね、自分がないの。目標をおいかける事が今の全て。
絢辻:言うなれば、その為だけに生きてるって事。今更、それ以外の生き方なんて出来ない。
絢辻:最初から自分の世界を持つ事を許されないから。
絢辻:過剰なエリート意識を持つ父。一つの物の見方しか出来ない母と何も知らない姉
絢辻:そんな居場所しか私にはなかった。大嫌いな家族に囲まれて毎日を過ごすの。
絢辻:だからかな?小学生になる頃には、もう今の私になっていたわ。
絢辻:早く社会に出て、親に認めてもらえなかった子供が社会に認めてもらえるのよ。
絢辻:だから、それまでは私は誰にも負けられないの。
絢辻:利用できるものはするし、邪魔になりそうなものは事前に手の内に丸め込む。
絢辻:あ、そうそう。ここのポイントは排除しないってことね。敵は作らないのが私流よ
絢辻:全ては自分の為に、ね
筋力:そんな・・・絢辻さん・・・
絢辻:・・・・・・・・・
絢辻:絢辻?そっか・・・・・あれだったら・・・・
筋力:絢辻・・・さん?
絢辻:わたしはだぁれ?
何かおかしくなった絢辻さんは走っていってしまった・・・
家族のせいで自分がないなんて・・・
なんとか足をとめてくれた絢辻さん・・
筋力:さっき・・・様子が・・・
絢辻:大丈夫。少し・・・不安定になっただけ・・・あなたのせいでね。
絢辻:ええ、筋力君がいると、私の本当の目標が分からなくなるのよ
絢辻:追いかけてきてくれたのは嬉しいけど、今日はもう・・・
この日は、帰ってしまうのでった・・・
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